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まつかぜ (列車) : ウィキペディア日本語版
まつかぜ (列車)

まつかぜは、日本国有鉄道(国鉄)が、かつて京都駅大阪駅 - 松江駅博多駅間などを東海道本線福知山線山陰本線鹿児島本線経由で運行していた特急列車である。
== 概要 ==
1961年に山陰本線初の特急列車として京都駅 - 松江駅間で運転を開始したが、京都駅 - 福知山駅間は東海道本線・福知山線経由で運転された。1964年に京都駅 - 博多駅間の運転に変更され、利用客の増加により6両から9両に増結され、その後1968年にも12両に増結された。
1972年3月に山陽新幹線が岡山駅まで開業したことにより、新大阪と山陰本線米子以西を結んでいた福知山線経由の「やくも」が伯備線・岡山〜益田間運転の「やくも」に移行し、大阪駅 - 鳥取駅間を「(旧)やくも」からダイヤを立て替える形で1往復増発(のちの2号・3号)したが、同年10月から京都と山陰地方を結ぶ綾部駅経由の特急「あさしお」が運転開始されたことにより、「まつかぜ」は大阪駅または新大阪駅発着に統一された。
1985年3月のダイヤ改正で1号・4号による博多駅乗り入れが取り止めとなり2往復とも米子駅発着(併せて1号・4号の食堂車の連結も中止。米子駅 - 博多駅間は「いそかぜ」に系統分割)となったあと、1986年11月の福知山線全線電化によって「北近畿」(現:「こうのとり」)に置き換えられ廃止された。
列車名の由来は「自然現象に由来するもの」から、松林に吹くをイメージしたものである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「まつかぜ (列車)」の詳細全文を読む



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